桑名もち小麦とは

桑名もち小麦製品概要

  • 伊勢神宮のある三重県の桑名で収穫された、日本の小麦。
  • 小麦のでんぷん質にもち性を持っているので、小麦しか使用していなくても、もちもちとした食感が味わえる商品に仕上がります。
  • 蛋白値は9%くらいなので、中力粉の小麦になります。
  • 日本ではここ「素材舎」でしか買えません。 (※日本で開発された小麦なので現時点で他国にもありません。)

もち性小麦について

世の中には、サツマイモ・エンドウマメ・トウモロシ・大麦・アワ・稲等のもち性を持つ植物があるが、小麦は遺伝子構造が複雑なため開発が困難とされていた。「もち性」の小麦はもともと、「アミロース」と呼ばれる成分が少ないほど粘性は出るとされ、95年にほとんどアミロースを持たない品種が完成。

専門的な話しをすると、通常の小麦のでんぷんはアミロース(約25%)とアミロペクチン(約75%)からできていますが、もち系統のでんぷんにはアミロースがなく、アミロペクチンだけからできています。アミロースの合成を支配するWx(ワキシー)遺伝子が正常に働くとでんぷんはうるち性になりますが、ごくまれにこの遺伝子が突然変異を起こすと、正常に機能しなくなってアミロースが合成されなくなり、もち性のものができます。

桑名もち小麦協議会

2017年に三重県・桑名市・JA・商工会議所・生産者・製造者・流通業者などの「桑名もち小麦」に関わる人達により「桑名もち小麦協議会」が設立。「桑名もち小麦」を広めるのを目的に定期的に会議を開催し、香港や台湾の展示会への出展や、アメリカやスペインへのサンプル出荷も行い、日本の味を世界に発信していく。

アンテナショップ「MuGicafe」

「桑名もち小麦」が食べれるアンテナショップ。日本の民家を改装したカフェ。「桑名もち小麦」のいろいろなメニューを食べる事が出来、パンケーキやうどん、パスタにパニーニなど、もち小麦の特徴がある商品を発信してます。

※2019年店舗デザインアワード受賞

農林水産省主催「農山漁村(むら)の宝」受賞

地域との繋がりや学校などとの共同作業、海外への挑戦などを評価され2020年第七回「農山漁村の宝」を受賞。

桑名もち小麦畑にて毎年イベント開催

毎年、栽培している桑名もち小麦畑にて、種まき・麦ふみ・案山子つくり・収穫と、半年をかけて市民を中心に70名程度の参加者で開催しています。

12月の種まき
2月麦踏み
4月案山子作り
6月収穫

桑名もち小麦商品紹介

桑名もち小麦パンケーキミックス

お餅の様な食感の「桑名もち小麦」を100%使った、お餅を包んだ様なパンケーキが出来上がるミックス粉です。パンケーキミックス粉に卵と牛乳を加えフライパンで焼くだけで、もっちもちのパンケーキが簡単に出来上がります。
 パンケーキには、蜂蜜やフルーツ生クリームを載せると、更に美味しく仕上がります。

おもちパスタ

桑名もち小麦とデュラム小麦を使った乾燥パスタの「おもちパスタ」。乾燥パスタにもかかわらず生パスタの様なもっちもちの食感が味わえます。冷製パスタに使用すると、しっかりとした食感とモッチリとした歯ごたえが楽しめます。

日本では月でうさぎがお餅を突いていると言われていい、かわいいうさぎのキャラクターがパッケージとなっています。

麺径は1.8mmで茹で時間は7.5分です。

桑名もち小麦粉

桑名もち小麦を製粉した小麦粉。ストレート挽きでたんぱく値は9%(Type55)です。でんぷん質に特徴があるので、この小麦だけでもっちもちの食感が得られます。 もちもちが強いので100%で使用すると、商品の立ち上がりが悪いですが、通常の小麦の3割を「桑名もち小麦」に置き換えて貰えると、モッチリとした商品が出来上がります。加水性が良い小麦なので、水分を増やして加工するとモッチリ感が増します。